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#freeze *priest [#z8b71ee7] **邦楽SALAD14th 2004年1月25日 長野県伊那市 伊那文化会館 [#n14a8982] ><yuni> 邦楽SALAD14th行って来ました。 あんまり事前にオフィシャル掲示板に「寒い」とか書きすぎたせいか、遠方からの知った顔が見られませんでした。オフィシャル板よりさらに詳細なレポ。yuni まず邦楽SALADという企画、長野県伊那地方の邦楽関係者の方々が流派を越えて集まり、長野県伊那文化会館と共催する自主企画公演です。出演者自らがスタッフとして企画づくりからチケット販売までかかわるまさに手作りライブだそうです。~ といってもさすがに14回目ということもあって、とってもレベルが高い音楽会でした。 開場の伊那文化会館は長野県立の文化施設、同様のものはあと松本にあるだけ。とっても格式高い本格ホールです。開演前にすでに200人以上が行列をつくり、大ホールの1階はほぼ埋まる大盛況800人以上は入ったようでした。~ 会場のロビーでは、煎茶道の方による茶席が用意され、おいしいお茶が振る舞われていました、がそんなことは知らなかったので、自販機でお茶を買って飲んでしまった私は、とりあえずそのままホールへ、最前列のやや右側に席をとりました。音響的にはベストではないのですが、今回は特に間近でコミを見たかったから。正面だとちょっと恥ずかしいし唄っているときの横顔が好きなのでこの位置へ。~ 邦楽ど素人の私ですが、priest登場までも存分に楽しめました。~ 冒頭は「夜明け」と題する、太鼓と尺八の曲。真っ暗なステージから太鼓と尺八の音が響き渡り、夜明け前の闇からから一気に光の世界にと変化していく様を表現。迫力のあるオープニングでした。~ 琴と尺八の合奏曲「祭花」 - 糸遊一番・二番 -。この手の合奏はよほどピッチがあわないと、ガチャガチャとノイズがめだってしまうのですが、とってもきれいな響き。レベル高いです。 ~ ここで最初のゲスト穂積大志さんが登場「幕間三重」という、歌舞伎の幕間に演奏される、三味線の曲弾き的な曲を披露してくれました。津軽三味線はよく聴くのですが、長唄三味線の曲弾きは江戸時代以来の歴史があるとか。足台に片足をのせて立って演奏するというスタイルもはじめてでした。なんとも江戸の「粋」をかんじさせる名演でありました。~ 続いては「十七弦二面の為の一章」ベース琴として宮城道雄によって大正時代に開発された一七弦の合奏、もともと二重奏の曲を二群にわかれた合奏で。曲調もふつうの邦楽というよりは「現代音楽」調でけっこうリズムの激しいもの。琴を見直す大迫力でした。~ 続いては、地元で活躍するサックス奏者で作曲家の荒井 さん作の「哀歌」。~ ピアノと尺八三群のアンサンブル。哀しくもどこか甘い調べをこれでもか!と堪能する感じ。~ ここで休憩、ロビーで煎茶をいただく。~ いよいよpriestのステージです。~ ホールはまたしても真っ暗に(本当に何も見えないほどの闇を実現できて素晴らしいホールです。)~ そして、かすかな機械音とともに、オーケストラピットがセリ上がり、照明があたると、思わず会場からウァ~という声が「きれい」なのです。~ 黒の上下にパープルの着物を粋に軽くあしらったコミの衣装が、本当にきれいでした。~ 最初は「progress」、こういう大舞台での最初の一曲はたいへんなものです。タイトルどおり確かに前進してます。「風穴」のときには表現しきれなかった、ヴォーカルのなかに細かく織り込まれた民謡的なが、これはただのポップスではないことを印象づけます。~ アレンジもよりシックに、J-popテイストと和の融合がアコースティックなバックでいきてました。~ 続いて、十八番の「外山節」。Jazzyな雰囲気がさらに磨かれています。間奏部ではコミのよりjazz的なアドリブ的なスキャットに尺八がうまくかみあってきました。CDの張りつめた空気とちがい、ぐっとソフトな印象。ヴォーカルの「コラサーノサンサー」のフィニッシュがこのときのpriest感でした。~ 初見参の伊那の人々もこれでしっかり捕まえられた感じ。~ やっぱりコミの唄いい(特に声の魅力が素晴らしい)~ そして「里夜唄」。「Bojani」のとき聴いてないのですが、「風穴」のときの押さえつけられたものが爆発したような激しい雰囲気とは違って、ぐっと大人のJazzの味付けで、なおかつこの唄が本質的にもっている「祭り」的なイメージが広がります。メンバー紹介をこの曲中で。ここですっかり気分もリラックス、もう会場全体がpriestの世界に染まっていました。~ 「生まれる音」この唄でもヴォーカリストコミと、もうひとりのヴォーカル(尺八)アキのいいところがでまくり。いい声、いい唄だなぁと惚れ惚れしてしまうのです。~ あっというまに最後の曲「ソーラン節」~ 歌うまえに、コミは「みんながノリノリになるまで歌い続ける」なんて言ってましたが、最初から手拍子で大盛り上がり。それでいて聴かせどころでは手拍子が止み皆コミの声に引き込まれるように聞き入ってました。すばらしいお客さんたちです。~ 「takioのソーラン節」が20世紀のアレンジを代表するとしたなら、priestは21世紀を象徴するあたらしい「ソーラン節」を生み出しつつあります。一言で言えば「楽しい!」。パーカッションの熊谷さんの派手なアクションが大受けしてました。~ もうふつうのライヴだったら絶対にアンコールの嵐というところですが、後があるのでここで司会者とコミの幕間トークに。priestの名の秘密が明かされたり、「民謡ジュークボックスっていわれるんですって?」と司会者にのせられて「地元のみなさんの前で唄っていいですか」とコミ、会場は大拍手。地元の「伊那節」を、でも遠慮してかちょっとしか唄ってくれませんでしたが、フルコーラスやっても大受けまちがいなしでした。まぁあとが控えていたのでこのくらいにしたのでしょうが。まだまだ聴き続けたい(唄い続けたかったでしょう?)priestでした。~ 第三部は和楽器大合奏による協奏曲風民謡メドレー、大ステージを埋め尽くした琴と尺八のなかでアキ君のソロ、美しい音でした。~ このライヴ、お客さんのほとんどが地元の邦楽関係者で自らも楽器をやる人が多かったと思われます。少なくとも和の音楽については聴く耳を持ってる人たちばかりです。そしてほとんどの人がほぼ何の先入観も無しでproestに接したわけですが、最後には会場全体が熱烈な拍手を送るほどに、priestの音楽は人々の心をつかんでいました。~ コミがMCで繰り返していたのは「日本の音楽の良さをもっといろんな人たちにわかってもらいたい」ということ。この会場の人たちの多くは、現代に生きながら日本の音にかかわっている人たちでしたから、ふつうのライブとは違った「共感」をこめた拍手が広がっていったようでした。みんなpriestを応援したいという気持ちを持ってくれたような気がします。~ はるばる寒さの中、遠い信州まで来てくれてありがとう、でも来た甲斐はあったね。~ ところで天気。良かったのですよ。朝は冷え切ってましたが、昼間はおだやかに風もなく。雪が降ったら来られなかったと話していた人もいました。~ 帰りの高速では一瞬吹雪になったので、本当にいいタイミングでした。~ 信州いいところでしょ。今度はもうちょっと北の方にも来てください。~ なんとか昼頃に伊那市に到着した私は、伊那名物ローメンをもちろん食べました。~ 事前に調べておいた資料を持っていくの忘れたので、とりあえず飛び込んだ店で食べたのですが・・・、もういちど出直します。 **『Bojani in X'mas』 [#p7ba6350] 2003.12.23 Tue 下北沢440 four forty **priest1stLive「風穴」 [#l7c9a522]
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Last-modified: 2014-03-31(月) 01:22:41