小湊美和全作品index

音戸の舟歌 広島県民謡

NHK「どんとこい民謡」2002年7月28日放送

編曲/ピアノ 上柴はじめ 中国古箏 伍芳

瀬戸内海の難所、音戸の瀬戸を行き来した船頭の唄。

全員が中国服姿でステージに。平清盛が開いたとされる音戸の瀬戸が、はるか中国への道であることをイメージ。青を基調とした海や船をイメージしたような背景に。上柴さんは帽子まで被ってちょっと滑稽で渋い。コミも伍芳さんも超可愛い。

現代中国風?のアレンジに、あまり飾らないコミの唄がよくマッチしている。沖の船頭に想いを寄せる少女か、はるか千年の時を超えて宋の都をも見ようと言うのか。

伍芳さんは神戸在住の中国古箏の第一人者で、伝統音楽に限らず様々なジャンルとのコラボレーションを通じて独自の音楽世界を展開している。オフィシャルサイトはこちら。

イヤーレー 船頭可愛いや 音戸の瀬戸でヨー
一丈五尺のヤーレノ 櫓がしわるヨー
 
イヤーレー ここは音戸の瀬戸 清盛塚のヨー
岩に渦潮ドントヤーレーノー ぶちあたるヨー
 
 イヤーレー 泣いてくれるな 出船のときはヨー
 沖で櫓のヤーレーノ 手がしぶるヨー